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【SAPIX主催】都立小石川中等教育学校の学校説明会に参加しました(WEB)

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中学受験

今日は、WEBで小石川中等教育学校の学校説明会に参加しました。

通算、文化祭2校(武蔵、麻布)、オープンスクール1校(明大中野)、説明会10校(芝・芝国際・市川・東邦大東邦・麻布・立教池袋・成城・中附・小石川)です。

(麻布の説明会はまだ記事にできていません)

今回もSAPIX主催だったのですが、会場参加型とWEB参加型で選ぶことができました。

会場が学校ならもちろんそちらを選ぶのですが、今回の会場はSAPIXのホール。

これって、SAPIXのホールに出向いて参加することに何かメリットはあるのでしょうか?

学校が見れないならWEB一択だと思ってしまうのですが・・・

と前置きが長くなり申し訳ありません。

今回も記録に残させていただきます。

なお私個人の感想を書いているので悪しからず。

気になられる方はぜひ直接学校に足を運んだり、ホームページをチェックしてみてくださいね。

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都立小石川中等教育学校の概要

毎年高い倍率を誇る、都立(または区立)の中高一貫校。

安い学費で、大学受験を見据えた中高一貫の教育が受けられるなんて最高ですよね。

現在都内には10校ほどあります。

その中でもダントツに偏差値が高いのが小石川中等教育学校。

都内の御三家と併願受験されたり、御三家を蹴ってまで入学される生徒さんもいるそう。

住所は文京区本駒込2丁目。

都営三田線の千石駅から徒歩3分、山手線・都営三田線の巣鴨駅から徒歩10分、山手線・東京メトロ南北線の駒込駅から徒歩13分ほどです。

最寄り駅が複数あったり山手線だったりするのはとても利便性が高いですよね。

施設は、プールや体育館はもちろんのこと、広いグラウンドやテニスコート、剣道場、柔道場、各種理系の教室などなど、私立にも負けないくらいの施設が整っています。

説明会の内容

●SAPIX先生のお話

SAPIXのの生徒で小石川中を併願する生徒は多い。

併願校として多いのは、男子だと武蔵・開成・麻布の御三家、巣鴨・本郷・城北・芝・芝工・渋渋、広尾など。

まずは4教科の学力をしっかりとつけてから、適性検査の対策を始めることが大事。

適性検査を解いたものは遠慮なくサピックスに提出してください、添削しますからとのこと。

●校長先生のお話。

とても珍しいお名前の鳥屋尾(とやお)校長先生。

小石川はまだ3年目で、以前は同じく公立中高一貫校である桜修館の校長先生をされていたそう。

(ちなみに小石川の前校長先生は日比谷高校に異動されたそうです。)

小石川の教育方針は三つ。

①小石川教養主義

文理を分けず、広い教養を身につけ、社会に出た時に自分の人生を切り拓けるようにする

小石川フォロソフィーという独自の課題探究学習がある

②理数教育

SSH指定校は18年目。

SSHとはスーパーサイエンスハイスクールの略。

先進的な理数教育を実施するとともに、高大接続のあり方について大学との共同研究や、国際性を育むための取り組みを推進する。

また創造性、独自性を高める指導方法、教材の開発などの取り組みを実施する。

SSH指定校は全国に200校、都内に16校ほどある。

統計ソフトを使ったり、理科の横断的な学習など独自のカリキュラムあり。

東京農工大、お茶の水大、東大などと連携した授業もある。

③国際理解を深める学習

中2で二泊三日の国内語学研修。

中3で二週間のオーストラリア研修。

20名ずつ8校に分かれて授業を受ける。

また宿泊先は1人ずつのホームステイ。

高2で3泊5日のシンガポール研修。

課題探究学習で研究してきたことを現地の生徒に英語で発表したりディスカッションをする。

・英検取得を推進していて、高1で2級が83%、中3で準2級が93%ほど。

・高2でIELTS5.5(英検準1級程度)が74%ほど。

次に進路について。

現役大学進学率は80%ほど。(浪人率20%ほど)

一学年160人ほどしかいない中で、国公立が70人。

東大が15人。

早稲田75、慶應40、上智60、理科大45など。

すすす、すごい。

部活について

部活動も盛んに行われていますが、特に強かったり活気があるのは、陸上部、ラクロス部、音楽系、理科系の部活だそうです。

行事について

九月に10日間かけて行われる行事週間。

体育祭と芸能祭と創作展です。

特に盛り上がるのが創作店で、1・2年生は展示、3〜6年生は劇をするそう。

この創作展をみて小石川に入りたい!という子も多いそうなので気になります。

また高校生のステージというとロックバンドが多いと思うのですが、いろんなジャンルのステージ発表があるのも特徴だそうです。

入試について

募集定員は男子80名、女子80名。

倍率は4〜5倍。

これでもやや落ち着いてきている傾向にあります。

今年からインターネットでの出願になるそう。

時代の流れですね。

そして、一番気になっていた、小石川生の出身の塾。

4教科の塾・・・52%

適性検査対策のみの塾・・・44%

塾なし・・・4%

何と、4教科で学習されてきた子の方が多かったです。

4教科でしっかりバランスよく力をつけてから、6年の夏や秋から適性検査の対策で十分間に合いますとのことでした。

なんなら入学時は4教科で勉強してきた生徒の方が成績が良いそうです。

麻布や武蔵など記述の多い学校の対策だけでも賄えるかもとのことでした。

ちなみに今年の新入生のうち39名がSAPIX生だったそうです。

まとめと感想

何よりも驚いたのは中高の間に海外に行ける機会が2回もあるということ。

いや、もっとあるよっていう学校はたくさんあるんですが、そのほとんどが希望者だったりしますよね。

自信がなかったり消極的な生徒はなかなか参加しづらいと思うんです。

なので、小石川のように全員で海外に行ける機会があるのはやっぱりいいなぁと思います。

そして学費の安さも正直いいなぁと思ってしまいます。

海外研修代を入れても、6年間で170万ほど😇

そして今まで公立中高一貫は白鴎と両国しか見てなかったので、安い分施設にはあまり期待できないんでしょと思ってたんですが、小石川は広い!綺麗!充実!

そして中学は制服ですが、高校は私服。

制服と私服、両方楽しめますね。

小石川の特徴をまとめると

・理数教育に力を入れている

・グローバル教育に力を入れている

・オーストラリアとシンガポールに行ける

・共学

・多才な生徒が集まっている

・グラウンドが広く施設も充実している

・6年間で170万円

・制服も私服も楽しめる

こんな感じでしょうか。

私が一番気になっていた、私立用の4教科の学習でも適性検査に対応できるのだろうか・・都立ならやっぱりena

一択なのだろうか・・・ということ。

その辺のお話も聞けたのがよかったです。

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