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【SAPIX4年】塾でなかなか友達ができない息子の話

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中学受験

小学四年の息子は、中学受験に向けてSAPIXに通っています。

入室したのは1年生の秋頃。

なので入室してからもう丸3年ほど経つのですが、いまだにいわゆる塾友達というものができません。

顔見知りの子や、電車や道で会えば話しかけられる子はいるようなのですが、なかなか心を開いて自分から話しかけるようなお友達はいないようです。

そもそも塾は友達と楽しむために行く場所ではないので友達の必要性は私は感じていなかったのですが、この頃息子が友達がいなくてつまらない、寂しいと言うようになりました。

どうやら、学校のお友達が塾の行き帰りに友達としりとりをしているという話を聞いて羨ましく思ったようです。

(地元の、学校の子が複数人行っている塾です)

息子の場合は電車で遠くまで通っているので学校の友達がいない、SAPIXはしょっちゅうクラスが変わるのでなかなか友達ができにくいようです。

27クラスあるので、続けて同じクラスになることはあまりないのです。

そんな中、ある1人の男の子が息子と同じ駅から通っていることが判明。

今まで何回か同じクラスになっていて縁も感じる。

顔や体型や雰囲気もなんだか息子と似ている。

これは友達になるチャンス。

息子にも話しかけてみたら?とか一緒に帰ろうって言ってみたら?なんて話してみたんですが、どうやらその勇気はないようで。

同じクラスで塾を出る時間も一緒で帰る駅も一緒なのに、別々に帰ってくるという日々がしばらく続いていました。

そしてつい先週のこと。

息子がその男の子を尾行しながら帰ってきたみたいなんです😂

乗る電車も車両も同じ。

なんなら席も隣の隣くらいに座ったとか。

それでもどちらからも話しかけない2人、なんとももどかしい。

最後最寄り駅に着いて改札を出たあと息子とその男の子は反対方向に進むんですが、その時に男の子の方から息子に小さく手を振ってくれたそう。

そして息子も手をふり返したそう。

そんな話を、息子が嬉しそうにしてくれたんです。

来週からはクラスが変わってしまうのでその男の子に今度いつ会えるのかは分からないのですが、しりとりしながら帰ってくる2人を想像して私はなんだか涙が出そうになるのでした。

少しでも塾の行き帰りが楽しくなるような、切磋琢磨しあえるようなお友達ができるといいね。

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