さて、毎年私も頭を抱えてしまう、子供の読書感想文の宿題。
読書が好きで沢山の字を書くことに抵抗がないお子さんはひとりでこなせるのかもしれませんが、息子のように読書が苦手、字を書くことも苦手、というお子さんもきっと多いはず。
夏休みも残り二週間をきった今、少しでもそんな親子のお手伝いになれるよう、私なりの読書感想文の攻略法を書きたいと思います。
そして、今年息子が選んだ【マジックツリーハウス】のご紹介も。
ちなみに小学2年生だった去年は、人気の銭天堂にしました。
こちらも参考にしてみてくださいね🤗
読書感想文の本選びのポイント
まず、第一関門の本選び。
読書が苦手なお子さんは、ここからもうイヤイヤで、取り掛かりにくいですよね。
そこはとにかく、本選びのハードルを下げるのがポイントだと思います。
・子供が主人公のお話を選ぶ
当たり前ですが、主人公を自分に置き換えて考えやすいです。
・短いお話を選ぶ
読書に取りかかるハードルが下がるうえに、読み返しもしやすいです。
・アニメ化、実写化、映画化されているお話を選ぶ
読書の前後に映像でも見ることで、内容の理解を深めやすいです。
・家にある本の中から選ぶ
本選びに本屋や図書館に行きがちですが、読書が苦手な子は沢山の本を前にしてもなかなか本を決められません。
出かける前に、家にある本の中から選べそうな本がないか見てみます。
小さいころから慣れ親しんだ名作でもいいと思います。
読み聞かせを何度もした世界の童話や日本の昔話でも。
息子は今回家にある本をひととおりみて、【マジックツリーハウス】を選びました。
マジックツリーハウスとは?
【マジックツリーハウス】は、アメリカの児童文学作家、メアリー・ポープ・オズボーン著、食野雅子訳による児童文学シリーズ。
1992年からの30年間で100作以上が作られているそう。
日本も含め37か国で発売されているベストロングセラーです。
日本では2002年に初版が発行され、2021年には49巻が発売されています。
アメリカ・ペンシルベニア州に住むジャックとアニーという仲良し兄妹が、魔法のツリーハウスと出会い、不思議な冒険をするお話です。
読書感想文の書き方①本を読む
まずは本を読まないことにはなにもはじまりません。
読む前に伝えることがひとつ。
「1番面白いところを教えてね」と伝えておきます。
そうすると、ママに面白いところを伝えようと、必死に読み始めます。
ちなみに【マジックツリーハウス】は字は小さめなのですが、一冊に2話はいっているので、1話は70ページほどです。
以前に読み聞かせしたことがあり息子は内容をだいたい覚えていたので、今回読むのもそれほど苦にならなかった様子。
読書感想文の書き方②下書き
色々な項目をメモ書きするプリントも学校から配られていたのですが、息子はそれを書くのをいやがり、いきなり原稿用紙にトライ。
あ、もちろん、本番ではなく下書きです。
本番の原稿用紙をコピーして渡しました。
字を沢山書くのが苦手な息子なので、メモ書き→下書き→本番の3ステップがいやみたい。
文字数のこともあるし下書きはマストなので、下書き→本番の2ステップにしました。
一度書き始めるとガンガン書いていく息子。
多少学校からのプリントや私のアドバイスも参考にしながらも、
本を選んだ理由
あらすじ
心に残ったところ
自分だったらどんなところに冒険にいきたいか
まとめ
こんな感じで原稿用紙3枚ちょっと書きました。
ポイントは「下書きだから、字や文章を間違えてもいいし、汚い字でもいいよ」と言ってあげること。
それだけで書くことのハードルが下がり、勢いで書いてくれます😅
読書感想文の書き方③下書きを添削する
これは私の仕事。
誤字脱字を直したり、段落の見直し。
あまりにも意味のわからないところは本人に詳しく聞いて直させたりしましたが、できるだけオリジナルのままで。
読書感想文の書き方④本番
さて、本番です。
ここが一番気を遣います。
なぜなら、本人の機嫌が悪かったり疲れていると、本当に字が汚い😇
本番の前には十分に休憩したり、おやつを食べたり、ポジティブな声掛けをしてなんとか機嫌とモチベーションをキープします。
書き始めたら、「いい感じだね!その調子!」「めっちゃ字きれい!」とか、とにかく褒めます。
後から間違いに気づいて消させたりすると凹むので、間違いがないか見張ってます。
そんなこんなでなんとか完成しました。
ちなみに息子のまとめですが、
『こんな夢のようなマジックツリーハウスがあったら嬉しいけれど、現実的になさそうなので、僕は一生懸命働いてお金を貯めて、色々なところへ旅行したいと思います』
だそうです🤣
【マジックツリーハウス】は子供の歴史や地理の勉強にもにもお勧めです
この【マジックツリーハウス】は、マジックツリーハウス(魔法の木の家)の中でいきたい場所の本を開いて『ここにいきたい』というと、その場所に行けるという物語。
場所だけではなく、時空までも超えてしまいます。
ドラえもんでいうところの、どこでもドアどころではなく、タイムマシーン並みのマジックツリーハウス。
この冒険物語はただ楽しいだけではなく、歴史上の人物が登場したり、過去の悲劇があったり、有名な革命があったり、有名な建造物が登場したり。
子供の地理や歴史の勉強に大いに役立ちそうですよね。
東大生が子供の頃に読んでいた本ランキングにもよく登場するとか。
国語の教科書に登場する国もあるそう。
これは、49巻揃えたくなっちゃいます。
残念ながら息子はそこなではまらなかったので、我が家は二巻止まりです😇
なんだかタイトルを見ただけでワクワクしませんか?!
一冊900円となかなかお値段するので、メルカリなんかで中古を購入するのもありだと思いますよ😄
ちなみに昨年は人気の銭天堂を選びました!
こちらも読書の苦手なお子様におすすめです🤗
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