今日は、SAPIX主催の立教池袋中学校の学校説明会に行ってまいりました。
通算、文化祭2校(麻布、武蔵)、説明会6校(芝国際、芝、東邦大東邦、市川、麻布、立教池袋)になります。
これまで行った文化祭や説明会の感想は中学受験カテゴリーからどうぞ。
備忘録のためにも、今日も記録を残させていただきます。
あくまでも私個人の感想ですので悪しからず。
気になられる方は、是非直接足を運んだりホームページを見てみてくださいね🤗
立教池袋中学校の概要
知らない方はいないであろう、あの立教大学の付属の中学校です。
池袋駅から徒歩15分ほど。
距離はややありますが、ずーっと地下道が続いていて、地上に出てからはものの数分です。
雨に濡れないのはいいですね。
立教池袋中学校・高等学校 ホームページ
『小学生知育大百貨2023完全保存版』(プレジデントムック)の記事より。
立教大学の附属校はいくつかあるのですが、立教池袋中学校は男子校、90%近くの生徒が立教大学に進学、立教大学と道を挟んだ目の前に学校があるというのが特徴でしょうか。
池袋駅から徒歩15分という立地にもかかわらず、施設はかなり充実しています。
特に立派だったのは、地下一階、地上4階からなる体育館(ポール・ラッシュ・アスレティックセンター)。
体育館はバスケットコート二面の広さ、二階には一周125メートルのランニングコース、様々なマシンが揃うトレーニングルームがあります。
地下には50メートル×6コースの温水プールがあります。
説明会の内容
●サピックスの先生のお話
・立教大学にほとんどの生徒が進学する附属校である
・立教池袋と立教新座の違い。
前者は少人数でアットホーム、あたたかい雰囲気。
後者は広い敷地でのびのび過ごせる、他大学進学クラスもある。
・入試は2月2日の4教科一般入試と、2月5日の自己アピール入試。
●豊田校長先生のお話
立教池袋中学校の教育方針について。
①キリスト教教育。人間教育、他人への思いやり、倫理感。
②立教学院としての一貫提携教育。
③一人一人の個性に合わせた教育。多数の選択教科あり。
④幅広い知識と深い思考力でこれからの社会のリーダーに。
教育目標は『テーマを持って真理を探究する力を育てる』『共に生きる力を育てる』です。
●高校一年生の生徒さんのお話
マッシュヘアーの今どきなイケメンくんでした。
名前が息子と似ていて、勝手に親近感。
中学受験当時通っていた塾はサピックスだったそうです。
勉強が本当に嫌いで、家ではあまりしていなかったそう。(先生苦笑)
サピックスの先生に言われたことを淡々とこなして(塾に残ってやることが多かったそう)見事に立教池袋に合格。
立教池袋は、付属の小学校から、帰国子女、一般入試、AO入試と様々な形で入ってきた生徒がいて、皆性格や特技も違って楽しい。
小学校からの生徒もグループ化することなく、すぐにみんな仲良くなったそう。
特に楽しかった行事は中3の校外学習。
自分たちで行き先や予算を話し合って作り上げていったのがとても思い出深いそうです。
去年生徒会副会長も務めていたそうで、とてもお話が上手でした。
そして、制服姿がとてもかっこよかったです。
紺のブレザーにグレーのスラックス。
かっこいいですよね。
授業の見学もできたんですが、髪の毛をちょっとセットしているような、身だしなみに気を遣っている生徒さんも多かった印象。
●原教頭先生のお話
立教学院(立教小・中・校・大)の成り立ちや教育理念などのお話がありました。
1874年、宣教師ウィリアムズ氏が東京築地の外国人慰留地に聖書と英学を教える『立教学校』を開いたのが始まり。
なので立教はキリスト教の学校です。
今回の学校説明会も、祈りで始まり祈りで終わりました。
私自身初めての経験でしたが、貴重な時間だったなと思います。
生徒は週に一度、礼拝堂で礼拝の時間があります。
宿題やテストもないので、息抜きの時間だと言っている生徒も多いそう。笑
日頃の自分の行いを思い返したり、家族や周りの方への感謝の気持ちを思い出したりと、かけがえのない時間を過ごしているそうです。
また、立教池袋の特徴の一つが、生徒の主体性を重んじていて修学旅行の行き先を生徒たちが話し合って決めていること。
中学生は本州、高校生は本州以外、期間は4泊と決まっているそうです。
いくつもの行き先やコースを考えて、それを講堂のステージで全校生徒にプレゼンし、投票で四つのコースに絞ります。
そして決まった四つのコースから自分が行きたいコースを選びます。
立教池袋には基本的には校則は無く、自由な校風だそう。
高校の卒論は12000字以上。
英語は多めの週7時間。
高3で英検準一級保持者30名ほど。
タブレット購入の必要は無く全員に貸し出し。
希望者対象の海外研修はアメリカ・イギリスなど。
私立なのに、全員で海外に行く機会(修学旅行など)がないのは意外でした!
立教中高の生徒の約9割が立教大学に進学します。
残りの1割の生徒は、国公立、立教のレベルよりも上の私大、立教にない学部のある大学などを受験されるそうです。
受験の指導は一切しておらず、個人で予備校に行っていただきますときっぱりおっしゃってました。
●広報部の先生のお話
最後に入試についてのお話です。
入試は2月2日の4教科一般受験(募集50名、倍率約3倍)と、5日の自己アピール入試(募集20名、倍率約10倍)の2回です。
気になるのは自己アピール入試ですよね。
小学校で頑張って取り組んできたことや体験から得たもの、将来の夢などを面接官3人の前で発表するそうです。
アピールタイムが3分半、質疑時間が3分半。
大事なのは、ただ〇〇ができますとか、〇〇の資格を持っていますではなく、そこまでの過程やそこから得たものはなんなのかということ。
それを、自分の言葉で伝えてほしいそうです。
今年までは実技(例えばキャッチボール、ダンスなど)も発表できたそうですが、来年からは実技なしの口頭だけになるそうです。
いやぁ、これ書いてるだけで緊張します。
2月5日ということで受験も後半戦。
もうあともない状況で、いかに自分のことを相手に伝えられるか、これを12歳の子供がやるなんて、、、すごいとしか言えません。
息子には・・・・厳しいな😇
まとめと感想
私にとって、初めての付属中の説明会でした。
(東邦大東邦も半付属ですが、内進者は少ないので・・・)
保護者の服装はやっぱりネイビーなのかな?と少し不安になりながら行きましたが、金髪あり、スニーカーあり、ダメージデニムあり、なんでもありでした。
あ、でもやはりネイビー率は今までの学校では一番高かったです。
5割ネイビー、3割モノトーン、2割カジュアル、といった感じでしょうか。
実は説明会の後、立教大学に潜入した私。
この蔦の校舎が素敵すぎて息を呑みました。
あまりにも素敵で見入ってしまい、中庭に30分くらい居座りました。
調べてみると、秋の紅葉や冬のクリスマスツリーもとっても素敵なんですね。
立教でこれだけ感動したので、きっと素敵な大学は他にもたくさんあるんだろうなと思いました。
もちろん見た目だけじゃなく、中身もね。
私自身短大卒のためあまり大学を見たことがないせいもありますが、大学ってこんなに素敵なんですね。
付属中に入るとなると大学までがほぼ決まりますよね。
となると、いろんな大学をちゃんと見ないまま、付属中を決めてしまうのはちょっとこわいなとも思いました。
たくさんの素敵な大学があるので、自分の将来やりたいことも踏まえていろんな大学を見て回って決めてほしいなと。
なので、付属中には行かず、進学校に行ってほしいなというのが私の今の正直な気持ちです。
もちろん、いろんな考えがあると思うし、ここの大学に行きたい!!と今から決まっているのであれば、付属校サイコーだと思います。
大学入試がないのは、気持ちにも時間にも余裕が生まれますしね。
でもそれにしても、立教大学本当に素敵です。
私もこんなキャンパスライフを送りたかった。
帰宅して、速攻で娘に立教を推しました。
写真を見て、娘もおおっ💓となってましたよ。
これきっかけに勉強にもやる気スイッチ入ってくれないかな😌
立教大学に興奮しすぎて、中学の説明会の内容が薄れてしまったのはここだけの話。
整った施設と環境で、手厚い指導を受けながら、伸び伸びと6年間を過ごせます。
部活や学校行事も思い切り楽しめます。
少人数(1学年150人位)なのでとてもアットホーム、みんな仲良し。
立教大学に進学できます。
学校帰りに池袋で遊べます。
学校選びの参考になりましたら幸いです。
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