受験をせずに早稲田大学に入る道の一つ、附属・系属高校。
そのような学校は国内とシンガポール合わせて7校ほどあるのですが、東京にある三つの学校で唯一の共学校、早稲田実業学校の説明会に参加しました。
SAPIX主催のWEB開催でした。
通算、文化祭2校(武蔵、麻布)、オープンスクール1校(明大中野)、説明会14校(芝・芝国際・市川・東邦大東邦・麻布・立教池袋・成城・中附・小石川・広尾・芝浦工業・駒場東邦・本郷・早実)です。
だいぶ、頭の中混乱してきてます。笑
早稲田実業学校の概要
国分寺駅から徒歩7分の場所にあります。
東京の北東部に住んでいる我が家からすると国分寺ってすっごく遠く感じるんですが、新宿駅から20分ほど。
武蔵野線や南武線などでもアクセスできるので、埼玉から、神奈川から、各地から生徒が通っているようです。
説明会の内容
●SAPIX先生のお話
・志望者は近年減り気味
・英語の授業がハイレベルで進みが早い
・社会は調べ学習が多い
・数学は適度なスピード、難易度がちょうどいい
・ブラック校則はどんどん廃止(詳細気になります)
・面白くユニークな先生方が多い
●早実の先生のお話
早稲田大学への進学は100%に近いですが、別法人になります。
初中高一貫校、都内唯一の共学校。
都内3校の特徴を簡単に。
(それぞれ学校名クリックでホームページに飛びます)
①早実
部活盛ん、顧問がしっかり指導する
熱い先生が多い、高校も制服身だしなみなどには厳しい
②早大学院(石神井にある男子校)
大学直属の学校
大学教授のようなアカデミックな先生が多い
高校は私服、とにかく自由、スマホや髪色自由、小さな大学生のような感じ
部活は生徒主体
③早稲田中学(大学近くにある男子校)
半分早稲田、半分もっと上の大学目指す
附属や系属というよりも進学校の雰囲気
同じ早稲田でもこんなに違うんだと驚きました!
また、とにかく募集定員が少なくてすみませんと、説明会を通して5回はおっしゃってました。
小学校から、高校からの生徒もいるので、中学の募集は男子70名・女子40名ほどです。
とにかく恵まれた施設や環境、個性あふれる生徒たち、早稲田大学との結びつきが魅力だとおっしゃってました。
早稲田大学への進学率はほぼ100パーセント。(10人ほどは東大や他大を受ける)
学部に拘らなければ、全員行けます。
高校の成績順で学部が選べます。
受験に囚われない学びです。
先取りはせずに基本をみっちりと学習します。
ただし英語だけはしっかりがっちりやります。
探究活動にも力を入れていて、中2ではるるぶ国分寺を作成してもらいます。
旅行は中3で京都奈良、高2で沖縄や九州。
まとめと感想
早稲田大学なんて恐れ多い存在なんですが、中受で頑張って早実か早大学院に入れればそのまま・・・というのは、本当に魅力的ですね。
(早稲田中は進学半分ほどですが、枠は少し余っているようなので、そこそこに頑張っていて早稲田を希望すればいけるのかな?)
附属ならではのゆとりある教育も魅力的です。
進学校は高2で全ての過程を終わらせるので、とにかく授業の進み具合が早いんですよね。
娘の中学も進学校なので、特に数学と英語と理科の進みが早いらしくヒーヒー言うとります。。。
その点、先取りのない基本しっかりの授業はいいなぁと思います。
もちろん、部活や勉強以外のことにもとことん浸かれますよね!
そして、学校によって校風がかなり違うのにもびっくりです。
早実は厳しめ、早大は超自由、早稲田は程よく自由といったところでしょうか。
早実は、中学はスマホ持ち込み禁止!!と先生が言い切っておられました。
遠方から通う生徒も多いので連絡手段も必要だと思いますが、マモレール(JRが行っている、改札を通ると親に連絡がいくシステム)や、持ち歩いているタブレット端末で対応可能との考えだということです。
高校生は、スマホ持ち込みはOKだが電源は切るとのこと。
早大学院はかなり自由?やんちゃ?で、むかーしトラブルがあり修学旅行もなしになったとか。
中学は宿泊行事あるようですが。
SAPIX偏差値は、早実58、早大56、早稲田58〜61。
息子よ、頑張れ。
コメント