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【2024中学受験】日能研の中学入試報告会に行ってきました

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中学受験
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息子はおかげさまで回復しました。

学級閉鎖の間に塾の遅れを取り戻せるよう頑張ろうねと話していたのに、今日起きたの12時過ぎです。

びっくり。

14時間も寝れるって、若いなと思います。

本日パパと息子お留守番で私が向かったのは、日能研の中学入試報告会です。

はい、早稲アカ、四谷大塚、SAPIX、日能研、大手制覇しました!😆

各塾の分析や実績を聞き比べたかったのはもちろんなのですが、他塾の説明会って先生の雰囲気も会場の雰囲気も異なるのでとても新鮮で、それを感じられただけでも行って良かったと思っています。

早速ですが、今日の報告会の内容や様子をメモがわりに記録しておこうと思います。

あいにくSAPIXの記事はまだ書けていないのですが、早稲アカと四谷大塚の様子は過去記事をご覧ください。

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報告会全体の流れと感想

今回の会場は、文京シビックセンターでした。

大江戸線の春日駅から直結でとても便利。

受付で受付票を渡して会場に入るとその熱気に驚きました。

まず日総研の先生方総出でお出迎え。

そして日能研の書籍などがたくさん販売されています。

ちゃんとは見れていないのですが、定価よりも少しお得に販売されていた気がします。

人、人、人、本、で、ものすごい熱気でした。

ホールは一階だけでも1242席ですが、9割以上は埋まっていたと思います。

進行の方も、『本日のこの会場が一番ご参加いただいており、熱気に溢れております!』と興奮してました。笑

いつも後ろの方の席にしてしまってスクリーンの小さい文字を見るのに目がしょぼしょぼしてしまっていたので、今日は前方席にしました。

本日の報告会の流れは

1、キーノートスピーチ

2、入試からみた今の私学

3、講師陣によるパネルディスカッション

4、ビデオ上映

キーノートスピーチ

日能研の概念、目指すところのお話でした。

AI、SDGs、covid19、VUCA、人生100年時代。

認知スキルだけでなく、非認知スキルも問われる時代になってきた。

数値で図ることのできない非認知スキルを磨く、それが私学での学びとも言える。

入試では過去問などで練習した予想されていた問題だけでなく、初見の問題も出される。

その場で与えられた情報をもとに、考え、分析し、自分の言葉で表現して伝える力が必要である。

そんな力をつけることを日能研では目標にしている。

日頃から?を持ち、疑問を質問に変える。

常に好奇心を持つ。

我が子のテストの点数だけでなく、我が子の学習していること、考えていること、発言、全てに興味を持とう。

身振り手振りを交えたとても熱いスピーチでした✨

入試からみた今の私学

・受験者数は昨年よりも900名ほど減ったが、受験率は日能研が統計を始めてから最高値を更新した。(22.7%)

・子供の数は年々減っていくが、受験率は年々増えていくと予想される。

・近年の中学入試の傾向

①アフターコロナでエリアを問わない都内受験生の増加

②単なる練習目的ではなく、1月に進学先を作ろうとする動き

③WEB出願により直前に出願をしたり、直前まで受験校を悩む受験生も増えた

・1月受験の傾向とトピック

①開智所沢新設、淑徳与野の医進コース設置などの影響もあり埼玉校の受験者数が1万人増えた

②渋幕や市川などの難関校だけでなく、多様な受験校の受験者が増えた

③他都県からの進学を考えた受験者の増加、千葉埼玉の広々とした学校に惹かれる受験生も多い

・東京受験の傾向とトピック

①最難関校の受験者は減少、安全志向、偏差値だけにとらわれない志望校選び

②人気校の多様化、高輪、京華、中村など。

③後半日程の激戦は変わらず

・学校選びのトピック

①生徒の居心地を重視。自分が自分らしくいられる学校、多様な価値観に出会える学校。

麻布・・知的好奇心を刺激し続ける授業、先生が作成したプリントでの授業

駒東・・個性を認め合い1人1人が輝ける校風、先生やOB、保護者の距離が近い、盛り上がる体育祭

フレンド・・1学年120人皆姉妹のようなアットホームさ

桜蔭・・こだわりある新校舎、5月〜11月まで毎週水泳の授業あり

市川・・大学並みの蔵書がある第三教育センター(図書室)にこたつあり

②多様なキャリア教育、自分のやりたいことを見つけられる環境

立教新座・・OBから様々な業種の話を聞けるキャリアイベントあり、他大進学コースあり

吉祥女子・・様々なプログラムで幅広い進路選択可能、女子校なのに理系や医学部進学が多い、中学でバイオリン必須

昭和女子大附属・・習熟度別ではなくやりたいことに合わせて3つのコースあり、開智や昭和なども

東邦大東邦・・プラネタリウム、高大連携プログラムあり、途中から文理の変更も可能

東京成徳・・アップル認定のICT教育、全員参加の海外語学研修、ゼミ、探究型の修学旅行

③情報発信、発信の場面の多様化

巣鴨・・イメージと実際のギャップ

足立・・志入試、受験生全員との面接あり

頌栄・・インスタなどのツール使用した発信、都心にもかかわらず緑溢れる学校

開智日本橋・・生徒による校内案内ツアーが好評、自主性を重んじる校風を表している

三輪田・・法政や津田塾との高大連携で人気、校長先生の熱い思い

パネルディスカッション

各教科の講師陣による、今年の入試問題の傾向についてのパネルディスカッションがありました。

①2024年の入試傾向

国語・・世相を反映している。ジェンダー、SNS、AI、コロナ、他社との関わりなど。

大学共通テストの影響で会話形式、複数の文章からの出題も増えている。

算数・・たくさんの条件の中から読み取る力、調べる力が試されている。

典型題をただ解くのではなく、本質を見て根拠を持って解くことが大事。

社会・・現実社会とのつながり、人口減少、ジェンダー、労働問題、関東大震災から100年など

理科・・身近な題材からの出題、地震、異常な暑さ、外来種など

②入試問題から見える私学の特徴や豊かさ

各学校の出題を例に問題から読み取れるその学校の特徴や求める生徒像など。

③今後大切にしたい学び

国語・・テストが終わった後でも、素材文をじっくりと読み直すこと。作者の伝えたいことは何か。

算数・・なぜ?を大切に、問題の本質を見て解く。解く方針がたつ前こそ、手を動かして図を書いたり線を引く。

社会・・問題を最後までじっくりと読み、何を聞かれているかを正しく掴む

理科・・問題文の仕組みを理解する、書き出す、書き込む、書き換える。

ビデオ視聴

今年度の受験生のこの1年間をまとめた映像を視聴しました。

日能研は現在中3の娘がお世話になっていたこともあり、当時を思い出し涙が出てしまいました。

合格を勝ち取り親子で抱き合う姿はもちろん感動なのですが、一方で悔し涙を流したであろう受験生も多くいたことを思うとまた涙が止まりませんでした。

最後の最後に泣かせにきた日能研さんにまんまとやられました。

まとめ

会場の雰囲気から講師のお話まで、全体的にとても熱い会でした。

ちなみに会場の暖房も一番効いてました。笑

銀座ブロッサムでのサピックスの報告会は冷房効いてる?ってくらい本当に寒くて、保護者を寝かせないようにしてるのかなと思ったくらいです。笑

話を戻します。

日能研は娘がお世話になっていた時もそうだったんですが、各学校の特徴や校風などをよく話してくださっていて、今日の報告会でも様々な学校のお話が聞けました。

ノーマークだった学校の特徴なども聞けて、選択肢が広がりそうです。

どの塾でも共通しておっしゃっていましたが、近年は偏差値だけにとらわれない学校選びが増えているそうです。

私学はそれぞれ取り組みや校風も異なるので、我が子にあった学校選びをしたいところです。

と、わかってはいるものの、どの学校もそれぞれの魅力があるので迷ってしまうんですよね😆

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