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【2024中学受験】SAPIXの中学入試報告会に行ってきました

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中学受験
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中学入試報告会ラッシュ・・・

やっとこSAPIXの記事が書けそうです。

今年は張り切って、早稲アカ、四谷大塚、日能研、SAPIX、大手4塾の報告会に参加してきました。

今日は息子もお世話になっているSAPIXの報告会の様子を記録してきたいと思います。

報告会から一週間経ってしまい、少し曖昧な点がありましたら申し訳ありません。

会場は、四谷大塚の時と同じ銀座ブロッサムホールでした。

四谷大塚の時と同じくらい、9割くらいの席が埋まっていたと思われます。

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今年度の中学入試の傾向

●首都圏の小6の数が昨年よりも約5000人減った。

しかし受験率はやや上昇し15.3%になった。

新6年の数は全国や首都圏では年々減っていくが、東京都内だけで見ると2028年までは増え続けることが予想されるので注意が必要。

●筑駒の通学区域が拡大され、応募者が5%ほど増加した。

新たに通学区域に加わったのはさいたま市の一部、三郷市、八潮市、船橋市、松戸市、習志野市、横浜市港南区、戸塚区など。

しかし繰り上げ合格者も今年は増えた。

開成と筑駒両方合格で開成を選んだ受験者が例年より多かったためと予想される

開成を選んだ理由としては、新校舎、立地、海外への進学実績、私立高校の授業料補助が始まることなどが考えられる。

●千葉県立千葉と東葛飾、千代田区立九段で男女別定員が撤廃された。

2025年からは東京都立中高一貫でも撤廃される。

●埼玉県所沢市に『開智所沢中等教育学校』が新設。

JR武蔵野線の東所沢駅から徒歩12分の場所で、同じ敷地内に小学校も併設され、12年間一貫教育を行う。

同校の1月入試はさいたま市岩槻区の開智と合同で行われた。

●主に女子校からの男女共学化の流れが続いている。

2024年には大田区の蒲田女子高等学校が共学化され羽田国際高等学校に。

練馬区の東京女子学院、鎌倉市の鎌倉女子大学中等部高等部などの共学化も発表されている。

●高大連携を強化した学校が人気に。

2025年より品川区の香蘭女学校から立教大学への推薦枠が97名から160名に増える。

2026年より世田谷区の日本学園が共学化され明治大学系列校になる。

北区の順天中学校・高等学校が北里大学との法人合併を目指している。

千代田区の三輪田学園は法政大学との高大連携を拡大し最大30名ほどの推薦枠を設ける。

千葉県市川市の国府台女子学院も三つの女子大と連携して人気を集めている。

●男子校では駒場東邦(東大合格者増加)と早稲田(新校舎)が応募者増。

増加率は、駒東も早稲田も5%ほどだが、秋のサピックスオープン(合格判定の模試)では20%くらいだったので、敬遠した受験生も多そうだ。

学校の選び方について

・実際に学校に足を運んで、目で見てみる。

イメージと違ったなどのミスマッチを防ぐ、学校の方針や雰囲気が子供と合うかどうか。

・伸びる生徒は、学校が好きな生徒。子供が好きになれる学校かどうか。

・新しい取り組みや改革に目を向けがちだが、その学校の変えない部分にも良さがある。

変える良さ、変えない良さを両方見る。

・偏差値を過信しない。

偏差値は人気のバロメーターや合格の目安にはなるが、子供に合う合わないはわからない。

受験日程の組み立て方

・チャレンジ校、適正校、安全校をうまく組み合わせる、メリハリをつける。

・できるだけ早い日程で合格校を作れるようにする。

・2026年は二月一日が日曜日になる。

主に女子校などで入試日程が変わる学校が多いので要注意。

ただしフェリスは日程を変えないことがわかっている。

一般的にサンデーショックと言われるが、実力のある子にとってはサンデーチャンスにもなる。

伸びる子供の特徴

・観察力が鋭い、身の回りのことへの興味関心がある。

・授業を大事にしている。

・人の話を集中して聞けてメモを取ることができる。

・コツコツ頑張ることができる。

・近年の入試は年々難しくなっていて、12歳の子供が解くにはそろそろ限界ではというレベルまで来ている。その中でも確実に得点が取れる=この問題は取りたいという問題がちゃんとできる子。

保護者のサポートについて

・中学受験の主役は子供であり、親の自己実現の場ではない。

・子供に共感してあげる、プラスの声かけをする。

・受験に不安はつきもの。不安とうまく付き合う。

・不本意な結果でも、頑張ったことは無駄にはならないと心得る。

各教科担当より

●算数

出題傾向は近年安定している。

いわゆる典型題が出題の大半を占めている。

ただし典型題とはいえ、暗記した式に安易に数値を当てはめるだけという問題は少ない。

解法は典型的でも、学習量や習熟度によって得点差がつくよう、よく見る題材に一捻りを加えいる物も多い。

正確に条件を読み取る力、注意力及び適切な解法を選択する力が厳しく問われる入試となっている。

●国語

例年と同じく、出版時期の新しい本からの出題が目立った。

直近一年の出版物が全体の三分の一、直近二年まで広げると全体の二分の一を占めた。

テーマは、他者からの評価、ジェンダー、同調圧力、SNSなどが目立った。

武蔵では4年ぶりに物語文が出題された。

二つの問題文を関連づけて考える問題、表やグラフに関する問題、会話によるやり取りでまとめられた問題など、大学入学共通テストを意識した問題も多かった。

●理科

昨年度と比べると、化学・地学分野が増加、生物分野が減少、物理分野が同程度だった。

分野を問わない総合的な出題は年々減少している。

難しい単元、苦手な単元であっても、妥協なく取り組む姿勢が大事である。

基本的な知識や解放は確実に身につけること。

難題はリード文をよく読み、わかることを書き出す、粘り強く取り組むことが大事。

身の回りのことに興味を持って毎日を過ごすこと。

●社会

丁寧な学習が求められる。

漢字、数字、人名など、普通のことを普通に書けるかどうか。

長い文章や初めて見る資料を丁寧に正しく読み取る力。

世の中の出来事を自分ごととして考えられるかどうか。

世の中の出来事に興味関心を持つことが大事だがなかなかそんな時間はないと思うので、サピックスに行けばそれが全て解決できますとうまくまとめられてました。笑

まとめ

やはり自塾の報告会が一番落ち着きました。笑

講師の雰囲気も硬すぎずゆるすぎず、熱すぎずクールすぎずといった感じ。

今年度の傾向はもちろんですが、学校選びのポイント、保護者のサポートについてお話もとても興味深かったです。

やっぱりサピックスいいな!と改めて思いましたが、我が家から遠いのが難点なのです。

6年最後まで通い続けられるだろうか・・・・😆

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