なんだか漢字だらけの堅苦しいタイトルになりましたが、あれです。
東京都の私立高校の授業料の助成金が出るというもの。
今までもあったのですが今年大きく変わったのは所得制限がなくなったということ。
今までは確か900万円くらいの所得制限があったので、共働きの家庭の多くは対象外になってしまっていたのではないでしょうか。
この所得制限の撤廃に喜んでいる家庭も多いことでしょう。
小池さん、ありがとうございます!!
申請について詳しくは、学校から配られている用紙をしっかりと読みましょう。
ここでは大まかな流れやポイントについて書きたいと思います。
①授業料軽減助成金について
生徒と保護者が都内に住所があり、私立高校に通っている場合に今回の助成金の申請ができます。
国の『就学支援金』と合わせて最大48万4千円まで助成する東京都の制度です。
ただし、在学校の授業料が上限となります。
例えば通っている学校の授業料が30万円なら、助成金も30万円です。
繰り返しますが、今年度より所得制限がなくなり申請すれば所得にかかわらず助成を受けることができます。
②申請期間
令和6年6月20日木曜日〜7月31日水曜日
この申請期間を過ぎた場合は申請ができません。
国の『就学支援金』とは別に申請が必要です。
③助成額について
授業料の助成金には国の『就学支援金』と都の『授業料軽減助成金』があり、世帯年収によって各制度による助成額の内訳が異なります。
下表のどの区分に該当するかを判別するために、すべての申請者は課税証明書を提出します。
区分Aは授業料軽減助成金のみ、区分BCはどちらも申請する必要があります。
④対象となる申請者の要件
対象となる申請者は下記の両方の要件に該当する方です。
●保護者と生徒が令和6年5月1日から申請時まで引き続き東京都内に住所を有している。
生徒が都外の学校の指定の寮にいる場合もOK。
ただし入寮証明書が必要です。
●生徒が令和6年7月1日現在、私立高校(全日制・定時制)、私立中等教育学校後期課程、私立特別支援学校の高等部、私立高専、私立専修学校高等課程のいずれかに在学していること。
都外の学校も対象です。
例えば、保護者が都内在住で子供が北海道の私立校(寮住まい)の場合も助成の対象になります。
⑤申請スケジュールの流れ
●6月20日〜7月31日:申請期間
●6月20日〜9月:審査(不備があった場合、訂正依頼メールがくる)
●10月または12月(予定):メールにて結果通知、助成金振込
就学支援金の結果(申請した方)が8月31日の時点で未確定の方、書類不備で9月下旬までに審査が完了できない方、都外校の方、在籍等の学校審査で学校が保留とした方などは、振込が12月以降になるようです。
⑥申請に必要な書類
●住民票(全員)
・世帯全員の続柄記載のあるもの
・令和6年5月1日以降、申請日前3ヶ月以内発行のもの
・マイナンバーの記載がないもの
・生徒が都外の寮に住民票を移動した場合は、移動先の住民票も必要
●生活保護受給証明書(生活保護を受給している方)
●令和6年度課税証明書 (生活保護を受給していない方)
・生徒の扶養の記載があるもの
・扶養人数の記載があるもの
・申請日前3ヶ月以内発行のもの
・申請者及びその配偶者のもの(申請者が配偶者控除を受けていて配偶者に住民税が課税されてない場合は、配偶者の課税証明書は不要)
●入寮証明書(学校が指定している寮に入寮している生徒)
申請の方法
スマホやパソコンから【申請受付サイト】にアクセスして申請します。
↑申請サイトやマニュアルが載っています。
●申請前に準備するもの
・スマホまたはパソコン
・メールアドレス
・在学している学校の情報
・生徒・申請者の情報
・申請に必要な書類
・申請者名義の振り込み口座情報
・就学支援金を申請している方はそのログインIDと受付番号(所得を証明する書類が不要になる)
まとめ
何度も繰り返しますが、今年度より所得制限なし、そして申請が必要です。
申請は7月31日締め切り厳守です。
不備でメールがくることもあるそうなので、早めに申請したいですね。
私も早速今から申請しようと思っています。
申請してみて気づいたことなどあればまた共有したいと思っています😁
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