先日、前期保護者会がありました。
後日動画でも配信されるので出席しなくても問題はないのですが、新しい教室長のお話が聞きたかったのと、もし時間があれば教科担当の先生と少しお話ししてみたいと思い、参加することに。
備忘録も兼ねて、記録しておきます。
教室長のお話
①学習について
・これまでは4年プラスアルファの内容だったが、GWが明けると内容が一気に難しくなる
・5年の取り組み方で差がつく、進学先やレベルも決まるかも
・5年でしっかりと土台が作れると、6年で楽かも
・授業の後の一週間でしっかりと復習できてるかどうか、デイチェで点数取れてるかが大事
・以下担当教師たちから見た新5年生の印象
●授業中深く学ぼうとする姿勢が見られない
●答えばかりに集中、プロセスへの関心が薄い
●家庭学習をやってる子、やってない子二極化
●年々幼くなっている、受け身
なかなか辛口😂
・動画に家庭学習のペースのモデルケース紹介あり
・その週に学習した内容は優先順位が一番高い、翌日までに復習すること
・子供を精神的に成長させる、子供扱いしない→国語の読解にも役立つ
・親子関係のチャンネルを複数もつ、勉強だけの会話にならないように
・子供の愚痴に付き合う、共感してあげる
・間違えたところ、苦手なところばかり見ないで、得意なところを伸ばす、褒める
②今後のテストや講習の予定について
5年になると、志望校判定のテストが始まる。
10校まで登録できる、最初は高めの設定で良い。
判定は20%〜80%で出る。
判定模試を複数回受けて、50%以上が受験するボーダーライン。
ただし志望順位が高く、しっかりと過去問対策しているなら30%くらいでも受ける。
判定が毎回20%だと、ちょっと厳しい。
SAPIXの偏差値一覧表は合格率80%の表である。
50%ラインは学校によっても異なるが、およそマイナス3〜5ポイントのライン。
60%がA問題・・・処理力、知識、判断力→普段の学習の成果
40%がB問題・・・思考力、分析力、記述→初見の問題への対応力
Aは今から取れた方がいいが、Bは6年最後の半年でやるので今は取れなくても大丈夫。
③ルール、お願い
・公共の交通機関を利用する際はマナー守る、騒がない、走らない、誰と通塾しているのか確認
・ICカードの残高が急に減ったりしていないか確認する
・忘れ物しない、記名する
④テストについて
・解答は枠内に丁寧に、漢字の止めはねはらい気をつける
・サピのテストは、問題ごとに2人の先生で採点する徹底ぶり
・実際の中学入試では漢字の厳しさは学校によるが、サピではどの学校にも対応できるよう厳しく採点している
⑤志望校選びについて
・5年の前期に大人だけで説明会にたくさん行く
・行かせたい学校と行かせたくない学校に仕分ける
・5年の後期に子供を連れて、大人がいかせたいと思う学校の説明会や文化祭に行く
・6年前期に志望順位の高い学校へもう一度行く、入試の傾向などを聞く
・6年の春の個人面談までに大体の志望校まとめる、秋の面談で決定
・直近のテスト5回分の平均偏差値±5〜8ポイントで幅広く見ると良い
・5年9月の保護者会で、さらに詳しい志望校の決め方のお話しあり
・SAPIX主催の学校説明会5月から始まるのでマイページで確認と申し込み
・偏差値55の壁・・・学習量の問題
・偏差値60の壁・・・量プラス質
・でも偏差値が現状維持できていればOK、サピの学力向上の波に乗れているということ✨
算数
5年でほぼ全ての単元終わる。
速さ、割合、比、平面図形、立体図形など入試によく出る大事な単元。
4年と比べてイメージのしづらい抽象概念の問題が増えるので、図や式を大切に。
その週にやった内容をしっかりと復習すること。
間違えた問題はどこで間違えたのかしっかりと分析すること。
簡単な問題でも図や式を書く。
円周率の計算の暗記、分数と小数の変換の暗記。
解き方を理解して使いこなすためには、授業中話をしっかりと聞いてメモする、図や式の練習、自分の口で説明できるようにすることが大事。
国語
身近に感じられる内容は正確だが、身近に感じられない内容(亡くなる話、離婚の話など)には苦戦している。
本人の経験がないことは本文を正しく読むこと、客観的な読み方を身につけることが大事。
本文だけでなく、問題文にも線を引きながら読む。
デイリーチェックは100点目指す。
授業の合った日、次の授業の前の日、3分づつでいいからノートを見返すこと。
理科
4年でやったことの定着はできているが、5年は質も量もアップするのでやるしかない。
子供は覚えるのも早いが忘れるのも早い。
家に冷凍庫があるかどうかを聞くと、無いと答える子が半数以上。
冷凍機能のついた冷蔵庫だと思っている子が多いと思われる。
家では勉強以外のこと、物の名前、手伝い、動植物を見せたり教えることもしてほしい。
間違えたところは赤で答え書くだけではなく、解き直した形跡、考え方なども残してほしい。
コアプラステストは100点取ること。
社会
5年の8月まではとにかく地理。
ノートや地図帳でインプットして、白地図プリントでアウトプットの練習。
ノートは黒板の内容だけでなく、先生や友達が話したこともメモするといい。
コアプラステストはシンプルな問題ばかりなので100点とること。
テストの直前だけに見るのではなく、毎日5分見てほしい。
5年9月からはとにかく歴史。
感想
いよいよ5年生、保護者会の内容もなかなか厳しいものになってきました。
気が引き締まります。
どの教科も共通していたのはとてもシンプルで、授業に集中、授業の復習を翌日までに、ということ。
問題演習はもちろんやるべきですが、無理せず、優先順位の高いところから、確実に。
志望校選びについても具体的でとてもわかりやすかったです。
息子は行きたい学校が今の所一つしかなく。
持ち偏差値よりも下の方。
私もその学校はすごくいいと思うのでもちろん応援しているのですが、偏差値的に足りているので本人のやる気低下にならないかなとか、油断しないかなとか少しモヤモヤしています。
この状況を帰りに少し先生に相談してみました。
『今から熱望校があるのは立派で褒めてほしい。ただまだ今は時間もあるので、他の学校も見て見てほしい。やりたいことの部活が盛んな学校など。もし本命がその学校になったとしても、塾としての対応はもちろんする。』
とりあえず私は今はまだ視野を広く、息子が気にいる学校が3個くらいできるよう学校探ししていきたいと思っています。
今まで説明会などに参加した学校は中学受験カテゴリーから見れます。
30校くらい見たかなぁ。
正直、見すぎて混乱してます😂
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