近年人気急上昇中の男子進学校、本郷中学校の説明会に行ってまいりました。
文化祭2校(武蔵、麻布)、オープンスクール1校(明大中野)、説明会13校(芝・芝国際・市川・東邦大東邦・麻布・立教池袋・成城・中附・小石川・広尾・芝浦工業・駒場東邦・本郷)です。
↑全て記事にしているので、気になる学校があれば中学受験カテゴリーからぜひ😄
本郷中学校は楽しみにしていた学校の一つでもあります。
結論からお伝えすると、『とーーーーーってもいい学校なんだけど、プールがない!』です。
では詳しくレポートしますね。
あくまでも私個人の感想も含まれますので悪しからず。
気になられる方はぜひ直接学校に足を運んだりホームページをご覧になってみてくださいね。
本郷中学校の概要
本郷中学校は、東京都豊島区にある男子進学校です。
巣鴨駅から徒歩3分、駒込駅から徒歩7分のところにあります。
都心にありながらこの広いグラウンドはとっても魅力的です!
説明会の内容
●SAPIX先生のお話
・文武両道、部活動が盛ん。
・心と頭と体をバランスよく育てられる学校
・本郷中独自の取り組みが多い
●佐久間校長先生のお話
2023年4月より、やっと通常通りの学校生活に戻りました。
体育祭も4年ぶりに中高合同での開催ができました。
本校は1922年に開校、今年で101周年目です。
建学の精神は『個性を尊重した教育を通して国家有為の人材を育成すること』
建学の精神のあるなしが、私立と公立の違い。
また宗教OKなのも私立だけです。
校訓は、①基本的生活習慣の確立②文武両道③自学自習
本郷中を一言で言うと【色々なことにチャレンジしてなんでもできる学校です】
そのために、知識をつけるのはもちろんのこと、様々な体験や経験をして欲しい。
なので中学一年生は部活入部がマストです。
男子校の強みは周りの目を気にすることなく失敗をたくさん経験できることです。
(中には、女子がいた方が力を発揮できるタイプの男子もいるとおっしゃってました。息子そのタイプかもです。笑)
①文武両道
勉強と部活を両立させる努力を通して、生徒が自分で自分を鍛え、誇りと自信を獲得し、人間としての幅を広げていくことを期待します。
中学は週三日一回2時間まで、高校は週5日一回3時間までの制限があります。
種類は40個ほど。
特に盛んなのは、サッカー、ラグビーなど。
②自学自習
本郷が考える面倒見の良さ、それは生徒が自ら机に向かう、ノートを開く、鉛筆をもつように仕向けること。
本郷中には独自の数検や英検があります。
生徒はそのために目標を定めて学習をしています。
自主スペースも充実していて、静かに集中したい時は自習室や図書室、友達と教え合いながら勉強したいときはラーニングコモンズと使い分けています。
③生活習慣の確立
生活記録表や手帳を活用して、生徒一人一人が毎日の生活を自己管理しています。
挨拶、感謝、思いやりも大切にしていて、笑顔が多く活気溢れる学校づくりをしています。
・年間を通して様々な行事があります。
特徴的なものとしては、スキー教室、マラソン大会、百人一首大会など。
修学旅行は中学が京都奈良、高校が関西・山陽・四国。
・独自の取り組みがたくさんありますが、その中の一つに合同授業があります。
中学2年生が中学1年生とペアになり、主に数学テスト対策や勉強法を教えながら、相談・質問を受けアドバイスをする特別授業。
年に3〜4回実施され、1年間同じ先輩後輩でペアを組みます。
まとめと感想
独自の数検や英検が設定されていて、定期テストだけではなく短いスパンで目標を持てるのはいいなと思いました。
ちゃんと級や段が設定されているので、勝負が好きな男子は燃えそうですよね。
また勉強だけでなく部活動も盛んなのがいいですよね。
先輩後輩の繋がりが強いのも男子校ならではかもしれませんが、とても魅力的です。
気になったのは、プールがないことと、表から見えない奥の校舎がめちゃくちゃ古かったこと。
文武両道な私立校は大体プールがあるので残念でした。
(水泳部や、中学の水泳の授業は近所のプールを使うそう)
校舎の古さはそこまででもないかもなんですが、表から見える校舎(主に高校生の教室がある)が新しすぎるので、比べると・・・です。
2号館だけ、とっても綺麗です✨
また余談ですが、学ランに黒ボタンなのがとても珍しいなと思いました。
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